ラプトル300
困難な作業のための、強力なマルチングキャリア
エンジン
出力
タンク容量
どんな現場にも対応するオールラウンダー
ラプトル300は、強力なキャタピラーC7.1エンジンによる275馬力のパワーで、急斜面や軟弱地盤でも難なく走行します。
最大トルク1,257 Nm、205kW(275馬力)のキャタピラーC7.1エンジンを搭載しており、全ての作業領域でそのパワーを発揮します。ツインターボチャージャーにより、高い駆動効率を実現。
油圧プッシュバーとフラップ、カウンターブレード、特許取得済みのBCS/UPTsローターシステムを装備しており、パワフルに破砕します。
クローラーのデパーチャーアングルが大きく、切り株や岩などの障害物から車両が保護され、後退方向への脱出が容易です。セルフクリーニング機能を備えているため清掃の手間が省け、オフロードでの機動性に優れています。
ラプトルのクローラーは、車軸を中心に上下にスイングします。これにより車体が安定し、オペレーターへの振動によるストレスを軽減します。
堅牢で耐久性があるパワーベルトドライブはPTOのダイレクトドライブに比べて柔軟で、可動域が大きいためリフト高がより高く傾斜で不安定な状況にも対応します。メンテナンスはほぼ不要です。
ターボクラッチはローターをソフトスタートさせ、急激なトルクがローターにかかることを防いでエンジンを保護します。また、ローターが失速した場合もエンジンは停止しません。これにより、ドライブライン全体が衝撃荷重から保護されます。
ROPS/FOPS/OPSの基準を満たし、転倒防止および落下物防止機能が付いたキャビンです。オペレーターが正しい運転操作位置にいない場合の誤操作による事故を未然に防止します。
強力なLED作業灯と、夜間のメンテナンスや修理に便利なフード内のサービスライトが装備されています。
7インチカラーディスプレイにはすべての機能とパラメーターが表示され、オペレーターは直感的な操作で機械の情報を確認することができます。また、ディスプレイを通して機械とエンジンの故障診断を行うこともできます。
人間工学に基づいて設計された運転席にはレカロのシートヒーターを採用。寒冷な環境でも快適に作業が可能です。
油圧でキャビンを前方に傾け、キャビンの下部を整備することができます。
加圧されたキャビンは外部からのゴミやホコリの侵入を防ぎ、フィルターでろ過された空気だけをキャビンに送ります。
ローターに高い抵抗がかかった場合、アキシャルピストンポンプの吐出量を電子制御することで走行速度を減速しローターにパワーを分配します。これにより、自動的にローターにかかる負荷を軽減します。
スピードコントロール機能により、作業スピードを固定して作業することができます。
圧搾空気によりフロントガラスのホコリを吹き飛ばすことができます。また、エアツールの接続が可能です。
フロート機能によりマルチャーの接地具合を自動調節できます。これにより機械本体の負担を軽減します。
技術仕様
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エンジン
ORA CAT C 7.1 / Stage V / T4fORA CAT C 7.1 / Stage V / T4f -
出力
275 HP205 kW -
タンク容量
95 gal360 l -
最高時速
5 mph8 km/h -
作業幅
81 in2,050 mm -
マルチャー付き全幅
98 in2,500 mm
-
高さ
108 in2,750 mm -
長さ
280 in7,108 mm -
マルチャー付き重量
39,176 lbs17,770 kg -
マルチャーなし重量
32,584 lbs14,780 kg -
ローター直径
25.6 in650 mm -
ツール
48/60 x UPTs / 56 x BCS48/60 x UPTs / 56 x BCS -
マルチャー装着時の接地圧
600 mm grouser 340 g/cm² (4.7 psi)600 mm grouser 340 g/cm² (4.7 psi) -
登坂能力 横方向/前向き
30° / 45°30° / 45°